突然ですが、あなたはベッド派ですか?それとも敷き布団派ですか?
ベッド派の方は、マットレスの上で布団にくるまりリラックスして眠り、ラグジュアリーな朝を迎える。敷き布団派は、伝統的な畳部屋で木の香りを感じながら眠る・・・。
これはあくまでも私の勝手なイメージですが、ベッド派も敷き布団派も、どちらの方がいいなんてことはなくて、両方眠る楽しみを感じることができそうですね。
ところで、寝具にはベッドと敷き布団という2種類しかないのかといえば、そうではありません。
ベッドと敷き布団のちょうど中間に当たる寝具が存在します。
それはベッドの上に敷き布団を敷くという考え方。必ずしもベッド=マットレスの組み合わせが正解な訳ではなく、ベッドの上に敷き布団をのせて眠るスタイルも人気を集めているのです。
ベッド+敷き布団スタイルが可能なローベッド
では、ベッドの上に敷き布団を敷くことができるタイプとは、どんな商品なのでしょうか?
まず、はじめに代表的なベッド+敷き布団が可能なベッドがモダンデザインローベッド『Tschues』です。
アジアンテイストなベッドで、座高の低いローベッド。
ただし、普通のローベッドとは違い、天板の上にマットレスを置くことも、敷き布団を置くこともできるように工夫されている点が秀逸です。
敷き布団を置いても蒸れにくいすのこ式のローベッドですが、普通のローベッドは、板と板の間の隙間が空きすぎているので、柔らかい布団を敷いてしまうと、背中に凸凹感が伝わってしまい非常に寝心地が悪い思いをしてしまいます。
一方で『Tschues』は、すのこベッドの通気性能はそのままに、隙間をツメてあるので、乾燥したベッドで凹凸を感じずに気持ちよく眠ることができます。もちろん、不快感はありません。
Tschuesにマットレスを置いてもグッド
すのこベッドでありながら、敷き布団を敷くことが可能なTschues。
もちろん、普通のベッドと同じようにマットレスと組み合わせて使うことも可能です。
もともとTschuesは、狭い部屋でも圧迫感を感じにくいローベッドなので、どのようなマットレスを置いてもしっくりくるように設計されています。
まるでホテルのような重厚なマットレスを置くのも良し!天日干しが可能な薄手のマットレスでも可。
まさに組み合わせ自由自在な点が人気の秘密です。
Tschuesは非常にスタイリッシュなデザインです。
都会的なスチール足に、深い色の木目がぬくもりを感じさせ、アジアンチックな睡眠空間を提供します。
さらにシーツやマットレスの選び方によっては、ニューヨークや、フランスチックなテイストに仕上げることも可能。
変幻自在なベッドですね。
温暖多湿な部屋にすのこベッドを
ここまで、Tschuesの魅力についてご紹介してきましたが、もう一台ご紹介したいベッドがあります。それは、温暖多湿な地域にお住いの方に特にオススメしたいすのこベッド『Camille』です。
まず大前提として、こちらも、Tschuesと同じ、すのこ式ベッド。
写真を見ると気がつくのですが、Tschuesよりも板と板の間のスペースが広くなっています。
しかし、板は横打ちではなく、体のラインに沿った縦打ちになっているため、布団を敷いた時の凸凹した不快感は軽減されています。
従ってCamilleもまた、すのこ式ベッドでありながら、敷き布団でもマットレスでも好みに応じて組み合わせ可能なツータイプベッドなのです。
Camilleの魅力は、木の木目を活かした素材感たっぷりのスタイリッシュなデザインであること。
まるでシャーウッドの森にベッドを置いて、暖かい木漏れ日の下で眠るような気持ちにさせてくれます。
また、レッグタイプのベッドなので、支柱が締めるスペースが少ない分、ルンバのような掃除機でもベッドの下にラクに潜ってしっかりお掃除をしてくれます。
かの有名なアップルコンピュータの創設者スティーブジョブズ氏は、シンプルイズベストな商品デザインを実現して、世界中の人々の心をつかんだことは周知の事実ですが、Camilleも、シンプルさの中に機能性を兼ね備えた素晴らしいベッドなのです。
結局、マットレスと敷き布団のどちらが良い?
ここまで、マットレスと敷き布団の両方に適したベッド選びをご紹介しました。
マットレスと敷き布団・・・。最終的に、どちらを選ぶかは、やはり好みの問題になるでしょう。
しかし、どちらも捨てがたい場合・・・。こんなポイントで、どちらを選ぶか決めて見てもよいでしょう。
それは、布団を毎日干したいか?どうか?です。
例えば、布団を天日干しした翌日は、太陽のぽかぽかしたぬくもりで布団の気持ちよさもひとしおです。毎日かかさず天日干しするのなら、ダンゼン、敷き布団の方がラクですね。
一方で、敷き布団を毎日干すのは大変ですし、砂埃が付着する可能性もあるでしょう。
毎日干す必要がないのであれば、やっぱりマットレスは便利ですよね。