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枕いらない人の理由とは!枕なしのメリットとデメリットまとめ

枕

寝る時に欠かせない枕ですが、中には「枕はいらない」と、寝る時に枕を使用しない人も多くいます。

調べてみると、「枕を使うと逆に寝れない」という方や、「枕を使わずに睡眠をとるようになってから肩こりが治った!」という方まで多くいることが分かりました。

枕なしで睡眠をとる場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?今回詳しく解説していきます。

なぜ人は、睡眠時に枕をするのか?

そもそも、なぜ人間は睡眠をとる時に枕をするようになったのでしょうか?

それは、私たちの身体の骨格が大きく関わっています。

人間は真っ直ぐ立つと、骨格がS字になっています。直立した姿勢そのままに横になると、首と床の間は1㎝~6㎝ほど開きます。

この空いたスペースを埋めるために適しているのが枕です!

枕で首辺りの隙間をカバーすることで、身体全体のバランスを保つことができるのです。

枕を使わない場合のデメリット

そんな枕ですが、使わないで寝ると私たちの身体にどのような影響を与えるのでしょうか?

枕を使わない場合のデメリットをまずはみていきましょう!

デメリット
  • 肩こり
  • 寝返りがしづらくなる
  • 身体がむくむ

肩こり

枕は頸椎を支える存在でもあります。

枕がないと、首や肩に負担がかかり肩こりが起きやすくなるともいわれています。また、枕は高さや素材の相性に個人差があります。

自分に合った枕を選ばないとしっかり睡眠をとることができず、ストレスが溜まってしまいます。

寝返りがしづらくなる

枕をしないで睡眠をとる場合、枕ありで寝る時よりも寝返りがしづらくなります。寝返りが打てなくなると、肩や背中に比重が多くかかってしまうので、肩こりなどが起こることもあります。

身体がむくむ

寝返りが打ちづらくなると身体にかかる重力も一部分に偏ってしまうので、血液の巡りも悪くなってしまいます

そのため、結果的にむくみやすくなるともいわれています。

「枕いらない派」が近年増えている

枕を使わない場合、一般的にご紹介したようなデメリットがあるといわれています。

確かに枕を使わないと、肩が凝ったりしやすいイメージがありますよね。

ですが、近年は「枕いらない」と敢えて使わない人も増えているのです。

芸能人の中にも、枕を使わない方が美容に良いと、敢えて「枕いらない」と公言している方もいます。

では、枕を使わない場合どんなメリットが得られるのでしょうか?

詳しくみていきます!

「枕いらない派」の睡眠で得られるメリットとは?

枕を使わないで睡眠をとると、このようなメリットが得られるといわれています。

メリット
  • 首にシワができにくくなる
  • ストレートネックの方は首に負担をかけずに眠れる
  • 人によっては枕を使わない方が寝返りしやすい

首にシワができにくくなる

高さのある枕で毎日睡眠をとった場合、首が少し前かがみになっている状態なので、首の前部分にシワができやすくなります。

枕いらない派の方達の中には、そんな首のシワができるのを防ぐために敢えて枕をしないで睡眠をとる方もいるのです。

枕なしで睡眠をとれば、睡眠中に前かがみになることもないので、シワのない綺麗な首元をキープできます。一度できてしまったシワは、なかなか元の状態に戻すのが難しいですし目立ってしまいます。

首のシワが気になる方は、枕なしで寝てみるのがおすすめです。

ストレートネックの方は首に負担をかけずに眠れる

元々人間の骨格はS字になっていますが、スマホなどの普及により、首が湾曲せずに真っ直ぐない状態となってしまう「ストレートネック」の人が増えています。

ストレートネックの方は枕を使うと逆に首へ負担をかけてしまいます。

首の形がS字ではないので、首や肩が引っ張られて負担がかかってしまうのです。

ストレートネックの方は、枕なしで寝た方が首や肩に負担をかけずに寝れる場合もあるので、ぜひ試してみてください。

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人によっては枕を使わない方が寝返りしやすい

高さがある枕や、自分に合っていない枕を使うと、逆に寝返りが打ちづらくなることがあります。

そういった方は、枕を使わないで寝た方が、寝返りもしっかりできて熟睡できるのでおすすめです。

睡眠中で重要なのは、寝ている時の姿勢

枕は人によって合った方が良い人と、いらない人がいます。

その境界線が何かというと、寝ている時の姿勢の違いです。

最初にご紹介した通り、私たちの身体の骨格は直立では基本的にS字になっていて、その姿勢をキープした状態で寝るのが最も熟睡できるとされています。

枕があることによってその姿勢をキープできる人もいますし、逆に枕いらない派の人の方が、ちょうど良い姿勢をキープできる場合もあります。

「自分は枕をする派だけど、なんだか最近肩が凝るようになった」そんな風に感じている方は、寝ている姿勢そのものが悪くなっている可能性があります。

一度家族などに寝ている姿勢を見てもらって、バランスが悪い部分がないかチェックしてもらいましょう!

場合によっては思い切って枕なしで寝た方が良い場合もあるので、自分に合った寝姿勢を探してみることが大切です。

「枕いらない派」が快適に睡眠をとることができる条件3つ

以下の条件に当てはまる方は、枕を使わないで寝た方が熟睡できるかもしれません。自分が当てはまっているかどうか、チェックしてみてください!

① マットレスが柔らかい

枕いらない派の人でも、マットレスが硬い状態だと首や肩に負担をかけてしまいます。

柔らかいマットレスは、頭の部分が沈むので、枕がない状態でも良い寝姿勢を保ちやすいのです。

また、やわらかいマットレスは睡眠中に身体にかかる圧力も分散されて、よりストレスがない状態で眠ることができます。

② 後頭部の形がフラット

頭の形は人によって異なりますが、後頭部の形が丸い方よりも、平らだったり絶壁型の方の方が、枕なしで快適に睡眠をとることができます。

後頭部の形が平らであればあるほど、マットレスに触れる面積が広くなり、圧力が分散されます。寝姿勢で生じる首の隙間も、後頭部が平らの方は、身体が沈むことでそれほど気にならなくなります。

逆に後頭部が丸い形をしている方は、マットレスに触れる面積も狭いので圧力が分散されず、首や肩に負担がかかりやすくなります。

そうなると結果的に熟睡できないので、後頭部が丸型の方は枕を使って睡眠をとるのがおすすめです。

③ 仰向けで睡眠をとる

寝る時の姿勢が基本的にいつも仰向けだという方は、枕なしでも安定した姿勢で眠ることができます。

枕を使わないで寝ると、どうしても寝返りが打ちづらくなるので、元々寝返りをあまりしないというタイプの方が枕なしで寝るのに向いているのです。

元々寝返りが多いという方は、枕を使わないで睡眠をとると逆に寝づらく感じることが多く、寝違えてしまったり、首や肩を痛めてしまうこともあるので、自分は寝返りが多いタイプかどうかをチェックしてから枕を使うかどうか決めていきましょう。

まとめ

「枕は欠かせない!」という方ももちろんいますが、「枕はいらない!」と使わない人もいます。

枕は使わないと得られるメリットも多いですが、後頭部や首の形で合う方と合わない方がいます

。「枕を使っているけどぐっすり眠れない」と思っている方は、枕を使わないで寝てみると、熟睡できるかもしれません。

ご紹介した条件に当てはまっているかどうか、まずは自分の寝姿勢をチェックして自分に合った寝姿勢を確認することから始めてみてくださいね。