和室にいると、なんだかホッとしますよね。安心できる場所を寝室にすれば、心も体ももっと休まるはずです。
ですが、畳は柔らかい素材なので、ベッドを置くのは少し不安があります。
そこで今回は、和室に合う、お洒落で機能性に優れたおすすめのベッド3選と、畳対策に効果的なアイテムをご紹介します!
畳の上でベッドを使う時の注意点
ベッドは布団と違い脚があるため、重力で畳が凹みやすく、また深くなりやすい特徴があります。
また、畳は素材上カビが発生しやすいので、その点にも注意が必要です。注意点を順番にご紹介していきます。
畳が凹んでしまう
畳の素材は柔らかいので、何も対策をしないでベッドを置くと凹んでしまうだけではなく、痕が残り消えなくなってしまうため注意が必要です。
ベッドを畳に置く際は脚の部分にカバーを取り付けたり、敷物を敷いて畳を痛めないように工夫をすることが大切です。
湿気によるカビの発生に注意
畳がある和室は、カビが発生しやすい場所です。特にベッドの下は掃除をするのも難しい場所となります。
畳の上にベッドを置く場合は、毎日しっかりと換気をして、日光を部屋に取り込み、湿気対策を行います。
また、掃除機をかける際は畳目に沿ってかけるようにするのが大切です。
掃除機の排気からホコリや畳の胞子が舞ってしまうので、なるべく手で持ち上げながらかけると効果的です。
畳の上にベッドを置く時の対策
畳の上にベッドを置く時は、脚の部分にクッション素材を置くと効果的です。
ベッドの重さが分散されて畳が凹みにくくなります。
フェルトクッションを使う
フェルトクッションとは家具などの脚裏に付けることで、畳やフローリングが傷付くのを防ぐという優れものです。フェルトクッションは簡単に着けることができますし、畳に痕が付くのを防ぎます。
コルクマットを使う
こちらも同様にベッドの脚に付けて使用します。コルクマットは滑り止めにもなりますし、適度な弾力もあるので、ベッドのような重たいものでも痕が付きにくくなります。
畳と色合いも似ているので、設置しても目立たず和室に馴染みやすいです。
フェルトクッションやコルクマットは価格が安価で手に入りやすいのがメリットです。
ウッドカーペットを使う
畳の上にウッドカーペットを敷いて、その上にベッドを置くことで、よりベッドの脚の痕が残らずに使用できます。
畳の印象は薄くなり、少し値も張りますが、フェルトクッションやコルクマットと比べると、しっかりと畳を守ってくれます。
様々なサイズがあるので、和室の広さとベッドの大きさのバランスを考えて購入してください。
まとめ
カビ対策や、ベッドの痕が残らないようにするのは少し手間だと感じるかもしれませんが、ご紹介したベッドはどれも和室にぴったり合うものばかりです。
デザインだけではなく、機能性にも優れているので長く使うことができます。
また、どれも高さが低めなので開放感を感じることもできるのが特徴です。
ぜひ気になるベッドを和室に取り入れて、より快適な寝室を演出してください。
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