「枕カバーは洗ったり交換してるけど、枕自体の洗い方って実はあまり知らない…。」そんな方も多いんではないでしょうか。
枕は毎日使うものだから当然汗もかきますし、汚れだけでは使い続けていると、においも気になります。
枕には洗える素材とそうではないものがあります。
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洗える?洗えない?枕の素材について
枕には水で洗えるタイプと洗えないタイプがあります。詳しくみていきましょう!
洗える枕の素材
ポリエステルのわた
ポリエステルのわたは、多くの枕に使われている素材でフワフワとしているのが特徴です。ポリエステルのわたは、ものによって水洗いができないものもあります。
ビーズ
ビーズ素材のものも水洗いが可能です。ですが、ポリエステルのわたと同様に洗えない枕もあるので、あらかじめ洗濯表示をチェックしてみてください。
ビーズには色々種類がありますが、細かいタイプのビーズは水分を吸収しやすいため、水洗いには適しません。マルコビーズは中が空洞になっているタイプで、弾力性と耐久性に優れていて水洗いすることができます。
パイプ
パイプは、細いストローのようなものを短くカットした素材で中が空洞になっていま。マルコビーズ同様に耐久性と通気性に優れていて、素材的に何度洗ってもダメージを受けづらいので、この素材の枕は長く使い続けることができます。
洗えない場合どうする?
洗濯表示で洗えないと書かれてある枕に関しては、水洗いはできません。
例えば、羽根や低反発ウレタン、スノー低反発、そばがらなどがこれに該当します。自分が使用している枕が洗えないタイプの場合は、水洗いの代わりに干して消毒するのがおすすめです。
干し方は天日干しと陰干しがありますが、適している干し方は素材ごとでまた異なります。こちらも詳しくみていきましょう!
天日干しに適している素材
ポリエステルのわたやパイプ、コルマ、ミニボール、そばがら。
陰干しに適している素材
低反発ウレタンや羽根、ビーズ、スノー低反発。
天日干しの場合は日光に当てるので10時~14時くらいに干していきます。陰干しは日光には当てずに干す方法ですが、日中だと逆に難しいと思われる方もいるかもしれませんね。
お風呂場などは、日中でも陽の光が入りにくいので、陰干しにおすすめですよ。
素材によって干し方が異なるので、ぜひ干す前にチェックしてみてください。
洗濯機を使う洗い方
それでは、洗濯機バーションの枕の洗い方を解説していきます。洗う前に、まず枕のファスナーがしっかりしまっているかを確認します。
もし開いていたら、洗濯機の中に中身が飛び出てしまうこともあるので気を付けましょう。
そして、枕を洗濯機で洗う際は必ず洗濯ネットに入れておきます。
枕を洗濯機に入れる。
を洗濯ネットで包み洗濯機へ投入します。枕が大きすぎて洗濯機がキツキツになってしまう、きちんと回らなさそうという場合は、無理やり入れずに洗うのをやめて手洗いにしましょう。
中性洗剤を入れて洗濯スタート
中性洗剤を入れてスタートボタンを押します。この時、洗濯の設定を「手洗いモード」や「ドライ」などにすると、より枕に負担をかけないのでおすすめです。
枕をパンパン叩く。
脱水が終わったら、枕を取り出し手で叩きます。洗いあがったばかりの枕は、素材が中で偏ってしまっているので、叩きながら均一に整えていきます。
枕を干す
天日干しか陰干しをして枕を乾かしていきます。専用の枕干しがひとつあると、干す時に便利です。枕はしっかりと乾燥するまで数日かかる場合があります。中途半端に乾いた状態で使用すると枕にカビが生えることもあるので注意しましょう。
手洗いの洗い方
洗濯機に入らない場合や、枕の一部の汚れだけを取りたい場合は、手洗いの洗い方を行うのが便利です。具体的にどんな方法で行うのか、ご紹介していきます。
こちらも洗濯機と同様に、洗濯表示を確認して洗っても問題ないかはじめに確認しておきましょう!
洗面所などに水を張って中性洗剤を入れる。
枕が入るスペースに水を張って中性洗剤を入れます。
枕を入れて洗っていく。
全体的に洗う場合は、枕を揉むようにして洗剤が中まで浸透するように洗います。一部の汚れだけを取りたい場合は、その部分だけに水を付けて優しくこすりながら汚れを落としていきましょう。
しっかりすすぐ。
洗い終わったら水ですすいでいきますが、枕は中まで洗剤が染みこんでしまうので、泡が出なくなるまでしっかりとすすいでいきます。泡が出なくなったら、優しく押し込むようにして水を切ります。
全体をほぐして干す
水気が無くなったら軽く叩きながら偏った中の素材を均一にします。それから陰干しでしっかり乾燥させていきます。洗濯機の時同様、こちらも完全に乾くまで数日かかります。中までしっかりと乾いてから、再度使用するようにしましょう。
心配な方はクリーニングもおすすめ
「枕を自分で洗うのは面倒」、「洗って素材が痛まないか心配」そんな方におすすめなのが、枕をクリーニングへ出す方法です。
クリーニングができるのは水洗いが可能な枕なので、まずはそこを確認してみてください。
もし洗えるか分からない場合は、直接クリーニング屋さんに問い合わせてみましょう!
現在はネットで申し込むと宅配キットが送られてくるクリーニングサービスもあるので、ぜひ活用してみてください!
洗えない枕を間違えて洗ってしまった場合の対処法
水で洗えない低反発ウレタンの枕などを誤って洗ってしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?
まず、水で洗えない素材を洗ってしまった場合、素材自体が弱くなっている可能性があります。
低反発ウレタンなどは破れやすくなってしまうので、注意して扱いましょう。素材を保護するために優しくタオルなどで包み、水気を取っていきます。
ある程度水が取れてきたら、陰干しで自然乾燥をしていきましょう。素材によってはしっかり乾燥するまで1週間程度かかるので気長に待つことが大事です。
なかなか洗えない時は干しておくだけでも効果的!
「できることなら頻繁に洗いたい」そうは思っていても、毎日枕を洗うのはなかなかできません。そんな時は、日光に当てて干すだけでも大分違うので、ぜひ試してみてください!
毎日使う枕は、気が付かないうちに汗や頭皮の汚れ、よだれなどで汚れてしまっているもの。
10時~14時くらいの日の当たる時間帯に置いておくだけで、日光消毒ができます。
また、枕カバーを毎日替えるのも効果的です。
替えがない場合はタオルを巻くなどするのがおすすめです。カバーを頻繁に替える打だけで快適に枕を使うこともできるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
枕は素材によって洗えるかどうかが異なります。洗い方を決める前に、枕の洗濯表示を確認して、洗えるタイプかを確認しましょう。
枕の洗い方は、水洗いが可能なら洗濯機が楽ですが、元々枕が痛んでいる場合や部分的に洗いたい場合は手洗いがおすすめです。
枕を洗った後はしっかり乾燥させないとカビが生えて雑菌が繁殖してしまう可能性もあるので、洗った後は中まで乾かすように心がけてくださいね♪
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