誰にとっても1日の時間は24時間です。
みなさんは、その24時間のうち3分の1の時間をどこで過ごしますか?
よほど多忙を極める方を除いて、寝室で過ごすという方がほとんどではないでしょうか?
つまり、1日の多くを、ひいては一生の1/3の時間を寝室で過ごすにもかかわらず、リビングやキッチン、そしてバスなど、寝室以外の場所に気を配りすぎだとは思いませんか?
そうなんです。実は、寝室がもっとも長くいる部屋なのに、寝室がおざなりになっている方が大半です。
寝室は体をゆっくり休め、開放感を味わえる場所でなければなりません。
広い空間でゆったり過ごす・・・。誰もが一度は夢にみる理想の寝室です。
とはいえ、大金持ちでもない限り、大半の方は広くても6畳程度の部屋を寝室として使っているのが現実ではないでしょうか?
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6畳の寝室を快適にするコツはベッドサイズの選び方
6畳の部屋で、ゆったりくつろぐのは無理!と諦めている方も少なくないでしょう。
しかし、実は盲点があります。それは、ベッドサイズです。
ベッドのサイズが大きければ、当然、部屋は狭く感じますし、開放感は損なわれます。
逆にコンパクトなベッドサイズをチョイスすれば、部屋は広く感じるものの寝苦しさを感じるでしょう。
このバランスを上手に考えてベッドサイズを選べば、たとえ、夫婦2人で6畳の寝室を使っても、必ず満足感が得られるのです。
ダブルかセミダブルのどちらにすべき?
夫婦で寝られるベッドをショールームで見てみると、意外と悩むことがあります。それは、ダブルにするかセミダブルにするかという問題です。
シングルベッドは論外としても、ダブルだと6畳の部屋が狭く感じてしまいます。相当な圧迫感を感じるでしょう。
一方で、セミダブルのベッドは、寝室の空間が広く感じられる代わりに幅が狭く、二人一緒に寝るには窮屈です。
ベッドは広く、そして、空間は狭くしたくない。そんな相反するジレンマで、なかなかベッドが選べません。
では、この相反するテーマを解決する方法はあるのでしょうか?
開放感はベッドサイズと関係ない?
部屋のサイズとベッドのサイズの物理的なバランスは、セミダブルを選ぶかダブルを選ぶかで大分違います。しかし、意外と知られていないことは、開放感や寝心地は、物理的なバランスと無関係という事実です。
部屋とベッドの「ある」バランスを工夫することで、たとえ6畳の部屋でもベッドと寝室の空間の両方に開放感を感じることができるのです。
確かに面積だけを考えると、ベッドが大きければ大きいほど、部屋は小さくなります。
しかし、そこに色使いやデザイン性を工夫することで「快適」を手に入れることができるでしょう。
たとえば、デザイン性の高く、様々な機能がついたベッドは、それ自体は美しいものの、雑念とした雰囲気を感じてしまうことがあります。
すると、途端に寝室が息苦しい!と感じてしまうものです。
これでは、どんなにベッドが大きくても不快感しか得られませんよね?
つまり、シンプルなベッドを選べば、サイズの大きなベッドを買ったとしても部屋が窮屈になった感じはしないのです。
また、色使いも寝室の開放感を左右する重要な要素です。
ハレーションという言葉をご存じでしょうか?
これは、部屋に差し込む日の光が、ガラスや家具に反射して、直射日光が当たらない部分でも明るく照らしてくれる現象のことを指します。
もちろん、太陽が当たらない夜間でも、部屋の中に光りを反射する家具があれば、天井灯の明かりが反射して部屋は明るく感じるでしょう。
この効果を利用して、ベッド周りは明るい色合いのものを選びましょう。
掛け布団やシーツの色だけでなく、ベッドそのものも明るい色使いのものをチョイスすることで、グッと部屋が明るく感じられます。
すると、セミダブルでなく、ダブルベッドを選んでも、部屋が明るくなるため、開放的な気分になります。
もちろんベッドの面積はセミダブルよりも20cm広いダブルベッド。そもそもベッドの面積も広くなっています。空間は圧迫感を感じないにも関わらず、ベッドの実寸は大きくする。
これが、ベッド選びのコツなのです。
このテクニックを使えば、たとえ夫婦2人で眠っても、体が触れあわずに一人だけで眠っているような心地よさを感じることが可能です。
部屋が6畳だからといって、ベッドサイズを諦める必要がなくなりますね。
(ベッドサイズ参考)
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素材選びがベッドの快適性能につながる
色使いやデザインだけで、大きなダブルベッドを選ぶことができる。
意外と見落としがちな盲点だったのではないでしょうか?
ところで、ベッドの素材は何を選びますか?
ベッドの素材には、大きく分けて二つの種類があります。
一つは、MDFと呼ばれる繊維板や合板にプリント紙を貼り付けたタイプ。
プリント紙に木目調の写真やイラストが描かれており、一見すると木製の美しいデザインに見えます。
プリント紙が張られたベッドは安価で、軽い重量のものが多く、若い方を中心に人気のある素材です。
一方で、経年劣化でプリント紙が剥がれ、年々みすぼらしくなってくる傾向があります。
そして、もう一つの素材が、天然木製のベッドです。
こちらは、言わずもがな天然の木をそのまま使ったぜいたくなベッドです。
本物の木目が美しく、経年劣化すると、さらに味が出てくる素材です。
しかし、本物の木をそのまま切り出してベッドにするため、ベッドサイズが大きくなればなるほど値段も高くなってきます。
さて、あなたならどちらを選びますか?
もし、予算が許すなら、ぜひ、天然木のベッドを選んでみましょう。
夫婦が結婚し、そして子育て。子供が成人し、家を出て行く・・・。
そんな家族の移ろいを天然木のベッドと一緒に過ごしてみませんか?
まるで家族のように夫婦を見守るベッドは、サイズに関わらず、心地よい住処に変わるでしょう。
予算が少なくても天然木を選びたい
天然木のベッドがオススメと書きましたが、費用は抑えたい。
そんな場合にオススメのベッドをご紹介しておきたいと思います。
『ナチュラル 棚・コンセント付きデザインすのこベッド Camille カミーユ』です。
無駄のないスリムなデザインで、北欧家具の贅沢さと、日本人が好むシンプルさを兼ね備えた天然木のすのこベッドです。
自然をそのまま感じられるナチュラルカラーと上品の木目と深い色合いのウォールナットブラウンから選択可能。
コンセント付きのヘッドボードをさりげなく配置。あなたの身の回りの必需品を置いたり、フレグランスを枕元に配して、心地よい眠りをサポートしたり。シンプルな見栄えとは裏腹に機能性も兼ね備えた良質なベッドです。
そしてなんといっても価格が安いことが魅力です。サイズによって、2万円台から手に入るお値段です。
価格は抑えながら、機能的で明るく、しかし、シンプルなデザイン。
部屋が6畳しかなくても、さきほどご説明した「快適な空間」を演出する条件がすべて揃っています。
私なら、Camilleのダブルベッドを選びます。
色はナチュラルカラー。部屋を広く感じつつ、ベッドの面積はしっかりキープ。
このバランスがベッドサイズを選ぶコツなのです。
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