ベッドは、毎晩眠る時間を過ごす大切なもの、私たちの生活に欠かせないものです。
また、ベッドフレームについては、「寝室=ベッドフレーム」と言っていいほど、スペースの多くを占めるアイテムです。寝室は、スペースが限られていますので、サイズを間違えると快適なベッドルームにはなりません。
ベッド、ベッドフレームには、どんなサイズがあるかご存知ですか?
ベッド選びの基本は、暮らしに合わせて自分に合ったサイズを知ることです。夫婦2人、家族みんな、子供の一人部屋、急な来客用など暮らしは様々です。
購入した際に、後悔しないためにも今の暮らしにあったベッドを見つけることが大切です。
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ベッドフレームの選び方のポイントとは?
マットレスが載っているのがベッドフレーム、色やスタイル、素材もさまざまです。
しかも、ベッドは大きさやデザイン、機能を選ぶかで寝室のムードやイメージも変わってきます。
便利な機能がついたベッドフレームも多いので、ベッドフレームを選ぶ場合は、デザイン、色、ベッドの高さ、機能などを上手に選んでオシャレな快適な寝室を作ってみませんか。
まずは、ベッドの大きさを知っておきましょう。
ベッドのサイズと部屋の広さを解説
[table id=29 /]セミシングル:(約80cm~90cm×195cm)
セミシングルサイズは、1人暮らしのワンルームや子供用ベッド、または2台並べて使用するのに快適なサイズです。
セミシングルサイズのベッドは、シングルサイズと比較してサイズダウンすることでお徳に購入できるように製造されたサイズです。
セミシングルサイズのベッドは、幅80cmのものと幅90cmのものがあります。
省スペースで設置できるベッドなので、お部屋に対してのベッドの占める割合は少なくなるというメリットがありますが、横幅が狭いため、人によっては寝返りがしづらく、90cmタイプでは中央に寝た場合は横に15cm程度の幅しかありません。
80cmタイプですと、5cmのみです。体の小さな方や華奢な女性、子供におすすめのサイズです。
幅80cmの場合はクイーンサイズ160cm、幅90cmの場合はキングサイズ180cmのサイズとなります。
・夫婦の寝室で2台連結して使用する。
シングル:(約100cm×195cm)なら6畳部屋
シングルサイズは、最も一般的なサイズで、種類が多く好みのベッドが探しやすいサイズです。
日本の住居で最も一般的な6畳のお部屋にピッタリのサイズがシングルサイズのベッドで、お部屋の4分の1から3分の1を占めるサイズです。
引き出し付きの収納ベッドの場合は、引き出すスペースも必要となり、他の家具との配置も考えなくてはいけません。引き出すスペースが確保できないけど収納が欲しい場合は、跳ね上げベッドが良いでしょう。
マットレスの中心に寝た場合は、左右に20~25cm程度の余裕ができます。
2台置きする場合は8畳以上のお部屋でないとクローゼットや扉の開け閉めが厳しくなるので部屋のレイアウトを考える必要が出てきます。
また、シングルベッドに合わせるマットサイズは97cmのものが主流となります。
・6畳の部屋におすすめのサイズ。
・収納スペースを考えてベッドフレームを選びましょう。
セミダブル:(約120cm×195cm)なら6畳部屋
セミダブルサイズは、ゆとりをもって眠りたい方におすすめのサイズです。
シングルサイズよりちょっと大きくなったこのサイズは、左右に30cmずつのスペースがあるため、寝返りも余裕をもってできます。
現代のストレス社会で、寝室だけはリラックスしたいと考えている方、寝室に贅沢を求めている方、寝相が悪い方におすすめです。
シングル、ダブルサイズと同様、セミダブルサイズも一般的なサイズなので豊富に販売されています。
お部屋のベッドルームに配置する際のサイズの目安は、フレームサイズ、セミダブルは6畳です。
ダブル:(約120cm×195cm)なら6畳部屋
2人用ベッドといったらダブルベッド、初心者が購入するときに勘違いしやすいサイズです。
なぜなら、単純にシングルは1人用、ダブルは2人用と思っている方がまだまだ多いからです。
ダブルベッドは、2人用で寝ることができるベッドですが、2人で寝るには若干狭いと感じることが多いサイズです。
シングルベッドに寝るときと比べて寝返りスペースが狭く、一緒に寝ている方の動きが気になってしまうと思います。
体の小さな方でない限り、ダブルベッドに2人で寝るのはおすすめしません。
日常的に2人で寝ると熟睡できずに疲れがたまってしまうこともあります。
どうしてもダブルサイズに2人で寝る場合は、マットレスは、せめて隣の方の動きが伝わらないポケットコイルのものを選ぶと良いでしょう。
体が大きい方はダブルサイズを1人で使うのがおすすめです。
また、ベッドルームに配置する際のサイズの目安は、ダブルのフレームサイズは6畳です。
・6畳部屋に最適なサイズ。
クイーン:(約160cm×195cm)なら8畳部屋
クイーンサイズは、2人でゆったり寝るためのベッドで、新婚さんやカップル、親子での使用もおすすめのサイズです。
ゆとりサイズでバランスがとれたサイズがクイーンサイズです。
2人で寝た場合は、1人でシングルサイズに寝た場合より空きスペースは15cm~20cm、このくらいあれば許容範囲です。
日本のお部屋の標準的な大きさでは、クイーンサイズ以上の大きさのベッドを置くとお部屋がベッドだけになってしまう事もあります。
また、通販などでは、クイーンサイズ以上のマットレスは2枚タイプのものが多いですが、これは配送・搬入がしやすい利点があるからです。
しかし、マットの隙間があることで、お互いの振動が伝わりにくいメリットがあります。
また、最近の流行では、1つのフレームではなく2つのフレームを連結してクイーンサイズ以上のベッドというものもあります。将来的に分割して使用できるのがメリットです。
フレームサイズ、クイーンサイズをベッドルームに配置する際のサイズの目安は、8畳です。
キング:(約180cm×195cm)なら10畳部屋以上
キングサイズは、大きさからお部屋の雰囲気を高めmホテルのスイートルームにも使用されているサイズです。
通販でも、キングサイズの取り扱いはほとんどなく、90cmタイプの連結商品となっているところが多いです。
これほど大きなものですと搬入できるお部屋も少なく、需要もあまりないようです。
クイーンサイズと同様、キングサイズも連結ベッドが主流となっていますが、組み合わせが80cmと100cmといったようなイレギュラーな組み合わせの商品もあるようです。
ベッドルームに配置する際のサイズの目安は、フレームサイズ、キングサイズは10畳~12畳が適しているでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
ここまで、ベッドフレームサイズ、自分に合ったサイズの選び方について、ご紹介させていただきました。
例えば、同じダブルベッドでもベッドフレームは、種類や会社によって幅ベッドサイズが異なります。
そのため、ベッドの表記を見るだけではなく、必ず実際のサイズを把握しておきましょう。
また、部屋サイズに合うベッドフレーム幅サイズを選ぶことで、快適な寝室・ベッドルームにつながります。
今回ご紹介したことを参考に、ご自分に合ったサイズ選びをすることが重要です。