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電力自由化で変わるエネルギー供給の新しいカタチ

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新エネルギー

2016年4月にいよいよ日本の電力が全面自由化されることになりました。電力が自由化されると、これまで地域電力会社に固定されていた電気事業市場において特定電気事業者(新電力:PPS)などの新たな電力会社からも自由に電気が購入できるようになり、市場の競争が活性化され新たなサービスの向上などが期待することができるようになってきます。

電力会社と言えば東京電力や関西電力などを思い浮かべるのではないかと思います。そして電気と言えばこの電力会社から購入するのが当たり前という認識の人が圧倒的ではないかと思います。

今でも電力は一部自由化されていますが一般消費者が電力会社を選択することは、まずありえません。現在の自由化の範囲は契約電力が50Kw以上の高圧契約のみに限定されています。

高圧契約が初めて自由化されたのが2000年で、こと時はまだ契約電力が2,000KW以上の特別高圧のみでした。そして2005年に50kw以上の高圧が解禁されました。これによって東京電力は2015年3月までにエネットなどの新電力に約7%の需要を奪われてしまいました。この背景には福島第一原発の事故による料金値上げが大きく影響していると考えられます。

現在、新電力のシェアは約5.6%ほどしかありませんが新電力として登録されている事業者数は年々増え続け2015年6月現在では673社にも増えています。東京電力など全国各地の電力会社の電気代値上げによって新電力は基本料金を数%値下げした料金設定で攻勢をかけ顧客獲得をしてくるのは間違いありません。

新電力(PPS)ランキング

1位 

株式会社エネット

親会社 NTT-F40%、東京ガス30%、大阪ガス30%が出資

供給エリア 北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州

2位

日本ロジテック共同組合

2014年4月から事業を開始し販売量を急激に伸ばしている新電力の一つ。

供給エリア 北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州

3位

株式会社グローバルエンジニアリング

親会社 楽天エナジーとエネルギーソリューション事業で業務提携している。

供給エリア 北海道、東北、東京、中部、関西、中国、九州

4位

丸紅株式会社

傘下に三峰川電力をもつ

共有エリア 北海道、東京、中部、関西、中国、九州

5位

イーレックス株式会社

親会社 阪和興業、太平洋セメント、日立製作所、東芝他

供給エリア 東北、東京、中部、関西、中国、九州

以下

株式会社SEウイングズ

株式会社サニックス

株式会社F-Power

伊藤忠エネクス株式会社

JX日鉱日石エネルギー株式会社

オリックス株式会社

今後新電力がシェアを伸ばす鍵はやはり電気料金の設定になるのは間違いないが地域電力会社も様々な会社と業務提携をし対抗してくるだろう。また新電力は料金だけでなく付加価値を付けたサービスを展開し、ソフトバンク傘下の新電力SBエナジーは太陽光、風力発電所の再生可能エネルギーをアピールし消費者の評価を得る動きもある。

 

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